SEOでやってはいけないこと10選|順位が下がるNG対策

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SEOでやってはいけないこと10選|順位が下がるNG対策

はじめに

「SEO対策をしているはずなのに、なぜか順位が下がってきた…」 「以前SEO業者に依頼した施策が、実は問題があるのではないかと不安…」 「どんな施策がNGなのかよく分からないまま対策してきた…」

SEO対策において、「やるべきこと」を知ることと同じくらい重要なのが、「やってはいけないこと」を知ることです。間違った方法でSEO対策を続けると、成果が出ないだけでなく、Googleからペナルティを受けて検索順位が急落するリスクがあります。

本記事では、SEOで絶対にやってはいけない10のNG施策を体系的に解説します。各NGの具体的な内容・Googleが問題視する理由・正しい改善方法まで丁寧に説明します。久留米市・福岡エリアでWeb集客を強化したい企業担当者の方にも、ぜひ参考にしていただける内容です。

SEOでやってはいけないこととは?NG施策の考え方

Googleが評価するサイトとペナルティを受けるサイトの違い

Googleが目指していることは一貫しており、「ユーザーにとって最も役立つ情報を提供しているページを上位に表示すること」です。

この原則を理解すれば、SEOのNG施策が何かも自然と分かります。要するに、「検索エンジンを騙すことを目的とした施策」「ユーザーにとって価値のない施策」がすべてNGです。

Googleは「スパムポリシー」を公式に公開しており、以下のような行為を明確に禁止しています。

  • 自動生成コンテンツ
  • リンクスキーム(被リンクの操作)
  • クローキング(ユーザーと検索エンジンに異なるコンテンツを見せる行為)
  • 隠しテキスト・隠しリンク
  • スクレイピング(他サイトのコンテンツを無断で大量コピーする行為)

過去には「テクニック」として通用していた手法でも、Googleのアルゴリズムの進化とともにペナルティの対象になったものが多数あります。現在のSEOでは、「テクニックで上位を取る」のではなく「ユーザーにとって価値あるコンテンツで評価される」という本質的なアプローチが唯一の正解です。

ペナルティには「手動」と「自動」の2種類がある

Googleのペナルティには大きく2種類があります。自分がどちらに該当するかによって対処方法が異なります。

① 手動ペナルティ(Manual Action)

Googleの品質評価チームが手動でサイトを確認し、ガイドライン違反と判断した際に課されるペナルティです。特定のページ・サイト全体のインデックスが制限されます。

  • 確認方法: Googleサーチコンソールの「手動による対策」で確認できる
  • 特徴: ペナルティの理由が通知される・解消後に再審査リクエストで回復申請できる

② アルゴリズムペナルティ(アルゴリズムによる評価低下)

Googleのアルゴリズムアップデート(パンダ・ペンギン・コアアップデートなど)によって自動的に評価が下がるケースです。手動ペナルティとは異なり、明示的な通知はありません。

  • 確認方法: 順位急落の時期とGoogleのアップデート情報を照合する
  • 特徴: 原因特定が難しい・アルゴリズムの次回更新で改善されることもある

NG① キーワードの詰め込み(キーワードスタッフィング)

キーワードスタッフィングとは、同じキーワードを不自然に何度も繰り返し、検索順位を操作しようとする手法です。

キーワード詰め込みの具体例

❌ NG例(タイトル)

「SEO対策 SEO対策 久留米 SEO対策 福岡 SEO SEO対策とは」

❌ NG例(本文)

「SEO対策を行うにはSEO対策の方法を知ることが重要です。 SEO対策では、SEO対策の基本としてSEO対策を正しく理解し、 SEO対策を実践することでSEO対策の効果が出ます…」

こうした不自然なキーワードの繰り返しは、Googleからスパムとみなされます。また、ユーザーにとっても読みにくく不快な文章になるため、直帰率の上昇という形でもSEO評価に悪影響が出ます。

かつてはなぜ通用したのか

初期のGoogle検索エンジンはキーワードの出現頻度を重要視しており、同じキーワードを多く含むページを高く評価する傾向がありました。しかし現在のGoogleはコンテンツの意味・文脈を理解する能力が飛躍的に向上しており、キーワードの詰め込みは評価されないどころかペナルティの対象になります。

正しいキーワードの使い方

  • メインキーワードの出現頻度は本文全体の1〜3%程度が目安(5,000字の記事で50〜150文字分程度)
  • タイトル・リード文・最初のH2・まとめには自然な形でキーワードを含める
  • 共起語・関連語を散りばめる: メインキーワードだけでなく、関連する言葉を使うことでトピックの専門性が高まる
  • 「読んでいて違和感がないか」を常に確認しながら書く

NG② 内容が薄い・低品質なコンテンツの量産

「とにかく記事数を増やせばSEOに有利」という考えは危険です。Googleは2022年8月の「ヘルプフルコンテンツアップデート」以降、ユーザーにとって役立たない低品質なコンテンツを積極的に評価を下げるようになっています。

Googleが低品質と判断するコンテンツの特徴

特徴具体例
情報量が極端に少ない 見出しはあるが各セクションが2〜3行しかない
具体性がない 「SEOは重要です」「継続が大切です」など抽象的な表現のみ
独自性がない 他サイトに書いてある内容をそのまままとめただけ
情報が古い 数年前のデータ・廃止されたツールの情報が放置されている
AIが自動生成したような薄い内容 文章は流暢だが実体験・専門知識が感じられない
検索意図を満たしていない タイトルと本文の内容が乖離している

低品質なコンテンツが蓄積されると、サイト全体の評価が下がるリスクがあります。これはGoogleが「このサイトには価値の低いコンテンツが多い」と判断し、サイト全体のランキングに悪影響を与えるためです。

低品質コンテンツの改善方法

改善策① 既存の低品質記事をリライトして質を高める

まずGoogleアナリティクスで「アクセスがほぼゼロの記事」「直帰率が異常に高い記事」を特定し、優先的にリライトします。

改善策② 類似内容の記事を統合する

同じテーマについて薄い記事が複数ある場合、1つの質の高い記事に統合します。統合後は元のURLから新しいURLへ301リダイレクトを設定します。

改善策③ 価値がない記事はnoindex設定またはリダイレクト

どうしても品質向上が難しい記事は、noindexに設定してインデックスから除外するか、関連する高品質な記事にリダイレクトすることを検討します。

NG③ 重複コンテンツの作成

重複コンテンツとは、同じまたは非常に似た内容のページが複数存在する状態のことです。

重複コンテンツが発生するケース

重複コンテンツには意図的なものと意図しないものがあります。

意図的な重複

  • 「○○市 サービス名」というパターンで、内容をほぼ変えずに地域名だけを差し替えた大量のページを作る
  • 他サイトのコンテンツをほぼそのままコピーして自サイトに掲載する

意図しない重複(技術的な原因)

原因
http/httpsの混在 http://example.com/とhttps://example.com/が両方存在
www有無の混在 www.example.comとexample.comが両方存在
URLパラメータによる重複 example.com/page/とexample.com/page/?ref=abcが同じ内容
印刷用ページ 通常ページと印刷用ページが別URLで同内容

重複コンテンツの解消方法

技術的な重複の解消

  • http/httpsの統一:SSL化してhttpsに統一し、httpからhttpsへ301リダイレクトを設定する
  • www有無の統一:どちらかに統一して301リダイレクトを設定する
  • canonicalタグの設定:正規ページを指定するcanonicalタグをhead内に設置する

内容的な重複の解消

  • 地域ページは「地域名だけ変える」のではなく、各地域の独自情報(事例・データ・特性)を盛り込んで差別化する
  • 類似記事は統合し、1つの質の高いページにまとめる
  • 他サイトのコンテンツのコピーは即座に削除する(著作権問題にもなりうる)

NG④ 被リンクの購入・不自然なリンク操作

被リンクの購入はGoogleのウェブマスターガイドライン(スパムポリシー)の明確な違反であり、深刻なペナルティのリスクがあります。

なぜ被リンク購入がNGなのか

Googleは「多くの信頼できるサイトからリンクされているページ=価値が高い」という考え方でランキングを決定しています。被リンクの購入はこの評価システムを意図的に操作しようとする行為であり、Googleが最も嫌う施策の一つです。

2012年のペンギンアップデート以降、Googleは不自然な被リンクを自動検出する仕組みを導入しており、購入リンクが発覚した場合は手動ペナルティの対象になることがあります。ペナルティを受けると特定のキーワードでの検索順位が大幅に低下し、回復に数ヶ月〜数年かかるケースもあります。

被リンク購入が誘惑される理由

一見すると「お金を払えば被リンクが増えて上位になれる」という手軽な解決策に見えます。しかし実際には、購入したリンクが低品質なサイトからのものがほとんどであり、Googleに不自然なリンクパターンとして検出されるリスクが非常に高いです。短期的には効果があるように見えても、アップデートや手動審査で発覚した時点で深刻なダメージを受けます。

過去に購入リンクがある場合の対処法

過去のSEO担当者や業者が被リンク購入を行っていた可能性がある場合は、以下の手順で対処できます。

  1. Googleサーチコンソールの「リンク」レポートで被リンク一覧を確認する
  2. 不自然・低品質なリンクが確認されたら、リンク元サイトの運営者に削除を依頼する
  3. 削除できない場合は「リンク否認ツール」でそれらのリンクをGoogleの評価から除外申請する
  4. Googleサーチコンソールで「手動による対策」が通知されている場合は、問題解消後に再審査リクエストを送る

NG⑤ 自作自演リンク(PBN・リンクファーム)

自作自演リンクとは、自分で複数のウェブサイトを作成し、それらのサイトから自社サイトへ大量にリンクを張る手法です。PBN(Private Blog Network)とも呼ばれます。

自作自演リンクの見抜かれ方

Googleは以下のパターンで自作自演リンクを検出します。

  • リンク元のサイトが同じIPアドレス・同じホスティング環境で運営されている
  • リンク元サイトのコンテンツが薄く・明らかにリンク設置を目的として作られている
  • 短期間に大量のリンクが特定のページに集中する
  • アンカーテキスト(リンクのクリックできる文字)が不自然に特定のキーワードに偏っている

現在のGoogleはこれらのパターンを高精度で検出できるため、自作自演リンクは発覚リスクが非常に高い施策です。

自然な被リンク獲得に切り替える方法

自作自演リンクの代わりに、以下の自然な被リンク獲得方法に切り替えましょう。

  • 高品質なコンテンツを作成する: 他のサイトが自然にリンクしたくなる独自性の高い記事・調査データ・ガイドを作る
  • 地域メディア・業界メディアへのプレスリリース配信: 正当な情報発信でメディア掲載と被リンクを獲得する
  • 商工会議所・業界団体への登録: 権威性のある組織からの正当な被リンクを得る
  • SNSでのコンテンツ拡散: SNSで認知が広まることで自然に被リンクが発生する機会を増やす

NG⑥ タイトルタグの使い回し・全ページ同一タイトル

すべてのページ(またはブログ記事)で同じ・または非常に似たタイトルを使い回すことはSEO上の重大な問題です。

タイトル使い回しがSEOに与える影響

  • Googleが「どのページを優先的に評価すべきか」を判断できず、評価が分散する
  • 「ページのカニバリゼーション(共食い)」が発生し、複数のページが同じキーワードで競合し合う
  • 各ページが独自のキーワードで評価されにくくなり、検索流入の最大化が図れない

よくある使い回しパターン

❌「○○株式会社のブログ|ホームページ制作について」
❌「○○株式会社のブログ|ホームページ制作の話」
❌「○○株式会社のブログ|ホームページの作り方」
→ 3記事とも「○○株式会社のブログ|ホームページ」で始まっており類似性が高い

タイトルを正しく最適化する方法

各ページの内容・ターゲットキーワードに合わせたユニーク(固有)なタイトルを設定します。

✅「久留米市 ホームページ制作の費用相場|失敗しない発注のコツ」
✅「ホームページ制作の流れ|完成まで全8ステップを解説」
✅「SEOに強いホームページの作り方|中小企業向け完全ガイド」
→ 各記事がターゲットキーワードに合わせたユニークなタイトルになっている

WordPressの場合、Yoast SEOやAll in One SEOプラグインを使えば各記事のtitleタグを個別に設定できます。

NG⑦ 検索意図を無視したコンテンツ作成

SEOにおいて最も多く見られるNG施策が「検索意図を無視したコンテンツ作成」です。キーワードを含んでいても・文章の質が高くても、検索意図がズレた記事は上位表示されません。

検索意図無視の典型的なパターン

パターン① 情報収集したいユーザーに売り込み記事を見せる

「ホームページ制作 費用」で検索するユーザーは費用相場を知りたいわけです。このキーワードに対して「自社のホームページ制作サービス料金表」ページを作っても、検索意図に合わないため上位表示されません。ユーザーは「費用の相場・内訳を知りたい」のに、「申し込みページ」を見せられても離脱するだけです。

パターン② 解決策を求めるユーザーに概念説明を返す

「SEO 順位 上げる 方法」で検索するユーザーは「今すぐ実践できる改善方法」を求めています。このキーワードに対して「SEOとは何かを解説する記事」を返しても、検索意図に合いません。

パターン③ 特定の地域の情報を求めているユーザーに全国情報を返す

「久留米市 SEO対策」で検索するユーザーは久留米市のSEO業者・地域特化の情報を求めています。全国向けのSEO解説記事では検索意図を満たせません。

検索意図に合わせる改善方法

  1. ターゲットキーワードで実際にGoogle検索する
  2. 上位5〜10件のページのタイプ(記事か・サービスページか・比較ページか)と内容を確認する
  3. 自分のページが「同じタイプ・同じ内容の方向性」になっているか確認する
  4. ズレがある場合は構成・内容を大幅にリライトする

NG⑧ 内部リンクを設定しない(孤立ページの放置)

ページ同士を内部リンクでつなぐことは、クローラーへのシグナル・ユーザーの回遊性・評価の分配という3つの観点でSEOに重要です。内部リンクを設定しない「孤立ページ」を放置することは、多くの機会損失につながります。

孤立ページが引き起こす問題

問題①:クローラーにページが発見されない

クローラーはリンクをたどってページを発見します。どこからもリンクされていない孤立ページは、クローラーに発見されにくくインデックスされないリスクがあります。せっかく良い記事を書いても、インデックスされなければ検索結果に表示されません。

問題②:重要ページへの評価が集まらない

内部リンクが多く設定されているページはGoogleから「重要なページ」と認識されます。問い合わせページ・主要サービスページなど、コンバージョンに直結するページへの内部リンクが少ないと、それらのページの評価が低くなります。

問題③:ユーザーが関連情報に気づかない

ユーザーが記事を読んだ後、関連する情報への内部リンクがなければ離脱してしまいます。内部リンクで関連記事・サービスページへ誘導することで、回遊率の向上と問い合わせ転換率の改善につながります。

内部リンク設計の基本的な考え方

  • 関連するページ同士に必ずリンクを設定する: 同じテーマのカテゴリ内の記事同士・ピラーページとクラスター記事を内部リンクでつなぐ
  • 記事公開時に既存の関連記事からのリンクを追加する: 新記事を公開したら、既存の関連記事から新記事へのリンクを手動で追加する
  • 重要ページへのリンクを意識的に集める: 問い合わせページ・主要サービスページへのリンクを各記事内に自然な形で設置する
  • アンカーテキストに内容を反映させる: 「こちら」ではなく、リンク先の内容が分かるテキストをアンカーテキストに使う

NG⑨ 公開後に記事を放置する(リライトをしない)

「記事を書いて公開したら終わり」という考えは、SEOにおいて大きなNGです。競合サイトも日々コンテンツを更新・追加しており、対策をやめると徐々に追い抜かれていきます。

放置が順位低下を招くメカニズム

メカニズム①:情報の陳腐化

SEO・Web制作・マーケティングなどの分野では、数ヶ月〜数年で情報が古くなります。古いデータ・廃止されたツール・変更されたGoogleのルールなどが放置されていると、Googleから「最新情報を提供していないページ」と評価され順位が下がることがあります。

メカニズム②:競合記事のコンテンツ強化

競合サイトが記事をリライトして情報量・質を向上させると、相対的に自分の記事の評価が下がります。「以前は上位だったのに気づいたら順位が下がっていた」という状況の多くは、競合記事の強化が原因です。

メカニズム③:アルゴリズムアップデートへの対応不足

Googleはアルゴリズムを定期的に更新しており、新しい評価基準に対応していないコンテンツは評価が下がることがあります。

定期的なリライト・更新の進め方

月次SEOレビューの実施

月に1回、Googleサーチコンソールで以下を確認し、リライト対象記事を特定します。

  • 検索順位が4〜20位に留まっている記事(改善の余地が大きい)
  • 表示回数は多いがCTRが低い記事(タイトル改善が有効)
  • 以前は上位だったが最近順位が下がった記事

リライトの主な内容

  • 古くなった情報・データを最新版に更新する
  • 競合上位記事に比べて不足している内容を加筆する
  • 新しい内部リンク・関連記事へのリンクを追加する
  • タイトル・メタディスクリプションを改善する

NG⑩ 短期間で成果を求めすぎる

「SEO対策をしたのに1〜2ヶ月で成果が出ない」と判断して施策をやめてしまうのは、SEOにおいて最も多くもったいない失敗です。

「即効性」を謳う業者・サービスへの注意

「3ヶ月で1位保証」「短期間で成果が出る」などを謳うSEOサービスには注意が必要です。本当に短期間で劇的な成果が出る施策のほとんどは、被リンク購入・クローキングなど、後にペナルティリスクを伴うブラックハット手法です。

正当なSEO対策で短期間に大きな成果が出ることは例外的であり、通常は以下のような時間軸で成果が現れます。

施策の段階目安となる期間
記事を公開してインデックスされる 数日〜2週間
検索順位が安定し始める 1〜3ヶ月
アクセスが増え始める 3〜6ヶ月
問い合わせ・コンバージョンが増える 6ヶ月〜1年以上

正しいSEOの時間軸と向き合い方

SEOは「短期で爆発的な成果を出す」ものではなく、「継続的に取り組むことで資産が積み上がり、長期的に安定した集客基盤を作るもの」です。

正しい向き合い方は以下の通りです。

  • 最低でも6ヶ月は継続する: 3ヶ月程度では判断が難しい。半年のデータを見てから評価する
  • 数字(順位・アクセス・CTR)で進捗を測る: 「なんとなく効果がある気がする」ではなく、データで判断する
  • 月次で改善サイクルを回す: 公開→データ確認→リライト→新記事追加というサイクルを継続する
  • 小さな改善の積み重ねに価値を見出す: 1つの記事が3位から1位になれば、それだけで大きな集客増加につながる

SEOペナルティを受けたときの対処法

上記のNG施策を過去に実施していた場合、またはすでにペナルティを疑っている場合の対処法を紹介します。

手動ペナルティの確認方法と対処手順

Step1:Googleサーチコンソールで確認する

サーチコンソールの左メニュー「セキュリティと手動による対策」→「手動による対策」を確認します。ペナルティが課されている場合、その理由と対象ページが記載されています。

Step2:ペナルティの原因を特定・修正する

通知された理由(例:「不自然なリンク」「薄いコンテンツ」など)に基づき、問題のある施策を修正します。

Step3:再審査リクエストを送る

問題を修正したら、サーチコンソールの「手動による対策」画面から「再審査リクエスト」を送ります。修正内容を具体的に説明し、同じ問題を繰り返さないことを宣言します。

アルゴリズムペナルティからの回復方法

アルゴリズムによる評価低下は手動ペナルティとは異なり、「ペナルティを解除する」という手続きがありません。根本的なコンテンツ・リンクの質を改善することで、次のアルゴリズムアップデート時に評価が改善されることを目指します。

  • コンテンツの質・情報量を継続的に向上させる: ヘルプフルコンテンツアップデート後は特にE-E-A-Tを意識した高品質コンテンツが必要
  • 低品質・薄いコンテンツを統合・削除する: サイト全体の評価を引き下げているコンテンツを整理する
  • 不自然な被リンクを否認する: スパムリンクが多い場合は否認ツールで処理する

正しいSEO対策の考え方【NGを避けた先にあるもの】

10のNG施策を避けた先にある正しいSEO対策の考え方は、非常にシンプルです。

「ユーザーにとって本当に役立つコンテンツを、正しいサイト構造で継続的に提供し続けること」

これだけです。Googleはアルゴリズムを何百回更新しても、この原則は一貫して変わっていません。

正しいSEO対策の要素を整理すると以下の通りです。

要素具体的な取り組み
コンテンツの質 検索意図に完全対応・E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を高める
内部対策 タイトル最適化・内部リンク設計・表示速度改善・スマホ対応
外部評価 高品質コンテンツによる自然な被リンク獲得・サイテーション
継続改善 月次のデータ確認・リライト・新規コンテンツ追加

ローカルSEOにおける注意点

久留米・福岡エリアでのNG施策例と改善

地域密着型ビジネスがローカルSEOで陥りやすいNG施策と改善方法を紹介します。

NG①:地域名だけ変えたコピーページの量産

「久留米市 ホームページ制作」「福岡市 ホームページ制作」「大野城市 ホームページ制作」のように、地域名だけを差し替えて内容がほぼ同じページを量産するのはNGです。Googleは重複コンテンツとして評価を下げる可能性があります。

改善策:各地域ページに独自の情報(地域の特性・地域での実績・地域特有のWeb集客事情など)を加えて差別化します。

NG②:Googleビジネスプロフィールの情報を放置する

Googleビジネスプロフィール(GBP)を登録したまま情報を更新しない・口コミへの返信をしない状態はNG。GBPのアクティビティが低いとローカルパックでの表示順位が下がります。

改善策:定期的に投稿を更新し・口コミにはすべて返信し・写真を充実させる習慣をつけましょう。

NG③:NAP情報(会社名・住所・電話番号)の不統一

サイト・GBP・各種ディレクトリで会社名・住所・電話番号の表記が異なる(例:「久留米市○○町1-1」と「久留米市○○町1丁目1番地」の混在)のはNG。Googleがサイテーションを同一ビジネスと認識できず、ローカルSEO評価が分散します。

改善策:すべての媒体でNAP情報を統一し、定期的に確認します。

まとめ:SEOは「ユーザー目線」が正解

本記事では、SEOでやってはいけない10のNG施策を解説しました。最後に重要なポイントをまとめます。

キーワードスタッフィング

不自然なキーワードの繰り返しはスパム判定リスク

低品質コンテンツの量産

薄い記事が蓄積するとサイト全体の評価が下がる

重複コンテンツ

同一・類似内容の複数ページは評価が分散する

被リンクの購入

Googleガイドライン違反・手動ペナルティのリスク

自作自演リンク(PBN)

高精度で検出されペナルティリスクが高い

タイトルの使い回し

カニバリゼーションが発生しSEO評価が分散

検索意図の無視:

どれだけ良い記事でも意図がズレれば上位表示されない

内部リンクの未設定

孤立ページはクローラーに発見されにくく評価も集まらない

公開後の放置

競合に追い抜かれ・情報が陳腐化し順位が下がる

公開後の放短期成果の追求置

即効性施策はペナルティリスクを伴い長期的な損失になる

正しいSEO対策の基本姿勢

  • 「検索エンジンを騙す」ではなく「ユーザーに役立つ」を基準にする
  • 10のNG施策を避けたうえで、質の高いコンテンツを継続的に提供し続ける
  • 月次でデータを確認し・リライト・改善サイクルを止めない

SEO対策に魔法はありません。しかし、NG施策を避けて正しい方法で継続することで、必ず成果は積み上がります。

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よくある質問

「検索意図を無視したコンテンツ作成」が最も多くかつ根本的なNG施策です。キーワードを含んでいても・文章の質が高くても、検索ユーザーが求めている内容でなければGoogleには評価されません。すべてのSEO施策の前提として、ターゲットキーワードの検索意図を正確に把握することが最重要です。

この記事の筆者

代表取締役ひろさん

28歳でWeb業界に入り、20年以上にわたって企画・ディレクション・デザイン・開発を一貫して手がける。現在は代表取締役として現場に立ち続けながら、SEOの知見を活かしたコンテンツ発信にも取り組む。このブログでは、ビジネスの現場で役立つ視点や経験を、実務者の目線で綴っていく。